皆さんは投資をするときに一番最初に思いつくことは何ですか?

儲けたい、騙されたくない、損をしたくない?いろいろな情報が飛び交う世の中ですが、企業に興味を持つ最初のきっかけを作る事が大事です。このブログでは、投資に興味を持ち始めたが、どの銘柄が良くてどうやって調べるべきかを考えている方にオススメです。ご存じの通り、銘柄は星の数くらいあります。銘柄とは企業の事なので、企業をより詳しく知るにはどうしたら良いかを書きたいと思います。それから、なぜ投資をしたいのか明確な目的を考えてから行動すると良いと思います。


A side profile of a woman in a russet-colored turtleneck and white bag. She looks up with her eyes closed.

銘柄を知る方法

四季報

日常生活で使用している商品の企業

私の企業リサーチ

最後に(有価証券報告書はドラマです)


四季報~東洋経済新報社から年に4回発行~

四季報は細かいし分厚いし、どこを読んで良いかも分からないでしょう。気になる会社のどこの部分を見るべきかは、知りたい情報によりますが、私が好きなのはキャッシュフローと資本移動や流動性の部分です。趣味の有価証券報告書を読みながら、四季報でも情報を確認し、ネットで経済ニュースを検索すると、その会社の内部を含めた全体像が見えてきます。経営者の色が出るので、その経営者の今までの実績をチェックする事も面白いです。老舗企業であれば地元への影響力と経営陣のパワーバランスなんかも見えてきます。四季報はとても面白いですよ。

電子書籍でも販売しているので、もし良かったらチェックしてみてくださいね。

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基本的に四季報は全上場企業を記載しています。恐らく、殆ど「知らない」会社ばかりだと思いますが、会社ごとの特徴を見て行くと、その会社の強みと弱み、そしてどういう関連性があるのかが分かります。四季報は、昔で言う瓦版(歴女みたい?)。日本人は昔から東西で番付を付けて発行して来た文化があるので、四季報はその子孫みたいなものでしょう。

日常生活で使用している商品の企業

一番迷わずに銘柄を決められるのは、日常生活で使っている商品の会社です。携帯電話、スーパーマーケット、服のブランドなど。経済サイトでそのような会社を検索すると、そこには多くの競合会社や類似した会社が出て来るので、そこでまた違う興味が湧くと思います。ソフトな面から入るのであれば、その会社のHPにアクセスをしてみましょう。そのとき抱く印象が、その後の自分が判断する分岐点になるでしょう。HPなどに力を入れない会社もありますが、そのような場合は、その会社が長年取引をしている相手先様を特に大切にしているんだと思います。

私の企業リサーチ

ここ数年の私の趣味は企業リサーチです。特に地方で地域に根付いている会社がとても好きです。中小企業と呼ばれる会社が上場する過程を知るのは、一つの人間ドラマを見ているようで非常に感動します。企業リサーチを好きになったのは、もともと趣味で、会社規模には拘らず、有価証券報告書を読むのが好きだったので、様々な企業をデータとしてインプットしていました。たまたま、国内を旅しているときに、有価証券報告書で知った会社が、地方の小さな町から誕生し、その後は日本の大企業となっていたことや、幕末時代から日本経済の中核として活躍していたり、地域や東京への影響力が計り知れないほど大きい事に、まるで歴史的ドキュメンタリーを見ているようで心から感動したためです。そして、生まれも育ちも関東の私が縁もゆかりもない場所に旅をし始めた理由は、お正月に御節料理を食べているときに、具材の一つ一つに意味があることと、御節には日本各地の伝統的な味付けがあることを知ったためです。銘柄を調べることで会社のドラマを探求出来る、こんなに面白いことはない!私はそういう切り口で楽しんでいます。

最後に(有価証券報告書はドラマです)

有価証券報告書を愛読するのが私の日課です。というのも、私自身、小説やドラマや映画には興味が無く、人に付き合って鑑賞してたまには泣いたりしますが、自分から鑑賞をすることがありません。それよりも、有価証券報告書を読むことで、会社の歴史やドラマを数字で見られ、そこに凄く感動します。こればかりは個人の趣味なので、押し付けは出来ないのですが、皆さんにお伝えしてみたいと思いました。

有価証券報告書の読み方を知りたい!という方には、こちらお勧めです。

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感想(0件)

有報を通じて「こんなことまで分かっちゃうの?」という変わった読み解き方をご紹介します。

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感想(2件)

有価証券報告書の基本的な使い方が分かります!

いかがでしょう?投資をするしないに関わらず、国内にある会社を知る事で視野が広がります。四季報や有価証券報告書は、その会社の体力が数値化され実態が可視化されています。その数字を作るのは経営陣であり従業員です。そしてなによりもその会社の歴史や今後の活動に注力して頂きたいです。

長くなりました。読んで下さってありがとうございます!

投稿者

ISE 伊勢

フリーランスの通訳・翻訳として活動している散歩愛好家。