みなさん、こんにちは。5月も半分過ぎました。6月になると人材の入れ替わりや組織変更が一斉に行われて求人情報が増えます。
もし「英語を使う仕事をしたい」という方がいらっしゃれば、情報収集の準備としてちょうど良い時期です。
今日は、英語を生かしたお仕事、「英語を使うお仕事」に興味のある方に、ご自身の性格に合いそうな職種4つをご紹介します。

このブログでは

・英語を使うお仕事に興味がある

・英語力がどのくらい必要なのかを知りたい

・英語力UPに役立つ情報

このような方々に今後の参考として読んで頂けたら幸いです。

英語を使うお仕事というのは様々ありますが、職種による個人の性格的な適正が分かれます。
求められる語学力も様々ですが、英語を使うお仕事というのは場数を含むことでキャリアアップの可能性が広がるので、
ぜひ挑戦してみてください。

目次

そこで、今回は「英語を使うお仕事」をおおまかに4個に分けてみました。
  • 1, 【メールの読み書きが多い】部署を支える事務業(アシスタント業)
  • 2, 【話すのが多い】英会話が得意!コミュニケーション好きには接客業
  • 3, 【資料の読み書きが多い】地道なリサーチや個人の実績を作り上げる翻訳業
  • 4, 【読み書き話すと全般的に多い】外国を飛び回る営業関連職
  • では、まず1の【メールの読み書きが多い】事業を支える事務業(アシスタント業)から見てみましょう!

    1, 【メールの読み書きが多い】
    部署を支える事務業(アシスタント業)

    英語の読み書きに興味がある方にオススメです。チーム内に外国籍の方がいらっしゃらない限り、
    英語を話す事はありませんが、海外の電話の取次ぎを英語でする必要なときがあるかもしれません。

    該当する職種

    海外営業事務、英文事務、特許事務等

    主な仕事内容

    進捗管理、スケジュール調整、連絡事項のやり取り、資料作成の補佐等

    語学力の目安

    TOEICであれば600くらいの情報処理能力があれば良いと思います。英文を目にしたら反射的に対応をする必要があるので、
    業務経験を積むことで学んでいくことが多いです。ビジネス英語(メール)を使いこなす事で効率的に進められますので、
    ビジネス英語お助けサイトをご紹介します⇒
    【ビジネス英語例文集】英文作成が苦手な方の為に直ぐに使える7パターン

    そしてNHKが出版している超実践的なビジネス英語を自宅で気軽に学べる最強アイテムのご紹介です。月曜・火曜は「英会話」、水曜は「英文メール」、木曜・金曜は「インタビュー」とテーマが変わります。オンラインで信頼関係を築くコミュニケーションスキル、英文メールの作法など、「これが知りたかった!」という英語表現やヒントが満載、飽きないカリキュラムが充実しています。

    2, 【話すのが多い】英会話が得意!
    コミュニケーション好きには接客業

    読み書きよりも会話をメインにお客様とコミュニケーションをとるのが得意という方には、接客業をオススメしたいです。
    ホテルやレストラン、空港内、観光地などで外国籍の方々にご案内をするお仕事では、世界中の方々と接する機会が多くあります。

    該当する職種

    接客スタッフ、空港スタッフ、ご案内係、観光ツアーアテンド等

    主な仕事内容

    接客外国籍のお客様に接して円滑なコミュニケーションを取る(ご案内、ご説明、誘導、おもてなし等)

    語学力の目安

    TOEICであれば550以上あれば好ましいようです。読み書きよりも商品の説明が出来るなど、会話力のほうを求められるため、
    「英語応対能力検定」という試験に挑戦してみてはいかがでしょうか?接客時の英語力を重視する企業や団体に幅広く取り入れられている試験です。
    詳細はこちら⇒「英語応対能力検定」試験対策の教材が充実しているのが魅力的ですね。

    3, 【資料の読み書きが多い】
    地道なリサーチや個人の実績を作り上げる翻訳業

    英語力を極めて専門的な仕事を目指すのであれば翻訳業があります。企業に属する形態とフリーランスとして活動する方法がありますが、
    ここでは企業に属する形態をご紹介したいと思います。会社内での翻訳業務は、ビジネス文書や研究論文などを訳す「実務翻訳」に該当するものが多く、
    訳す対象の知識も必要です。

    主な仕事内容

    社内で依頼される文書や資料の翻訳(日本語・英語どちらも)。プレスリリースや海外投資家向けの株主総会資料を翻訳する場合もあります。

    語学力の目安

    TOEICでは900以上が目安となります。必ずしもこのスコアが必要というわけではありません。
    ただ、このくらい英語を理解していないと、実際の実務が辛くなることがあります。翻訳はTOEICのような試験英語では無いので、
    ご自身の持つ探求心や好奇心と努力で極める専門分野を訳せるという強みが必要になり、翻訳した成果物が、
    ご自身の実績として実力のアピールが出来ます。まずは英語力を上げるためのリーディングをオススメします!

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    4, 【読み書き話すと全般的に多い】積極的に動く!
    外国を飛び回る営業関連職

    英語を仕事にしたいというよりも海外企業と仕事をしたいと思う方が多いのが海外営業です。
    海外の企業をターゲットとしているので、現地の時差に合わせて交渉をするなど、大変な部分もありますが、非常に遣り甲斐のある仕事です。

    主な仕事内容

    新規開拓・既存客のフォロー・価格交渉・マーケティング・クレーム処理・契約業務・戦略立案・日本との連携など

    語学力の目安

    TOEICでは850点以上のスコアくらいの情報処理能力があると良いと思います。
    その前提として、営業マンとしての交渉力や営業力がある事が第一です。非常に重要なのは「話す・聞く・伝える・交渉する」の能力です。
    英語の交渉ではそれぞれコツがあります。お役に立てる教材を見つけましたので、是非ご利用下さい!

    まとめ

    ご自身の性格や好みで「英語を使うお仕事」というのも大きく分かれますね。皆さんはどれが一番性格に合っていますか?
    ・【メールの読み書きが多い】部署を支える事務業(アシスタント業)
    ・【話すのが多い】英会話が得意!コミュニケーション好きには接客業
    ・【資料の読み書きが多い】地道なリサーチや個人の実績を作り上げる翻訳業
    ・ 【読み書き話すと全般的に多い】外国を飛び回る営業関連職

    日本は日常的に英語を使用することが無い国です。そのため、英語を使ったお仕事をしたいと望んだ場合、
    能動的に「英語を使うところ」を探す必要があります。職種によって求められる英語力が異なり、
    勉強方法や英語力アップのための教材が沢山売られていますので、挑戦できる環境は整っています。
    努力して身に付けた英語力は裏切りませんので、ご自身の性格に合った英語を使うお仕事が見つかると良いですね。

    最後まで読んで下さってありがとうございました。

    投稿者

    ISE 伊勢

    フリーランスの通訳・翻訳として活動している散歩愛好家。